こんにちは。
いつもありがとうございます♡ブンガブンガの猪本です。

前回、風邪予防、感染症予防の精油たちが今の時期、とても人気です、というお話をしました。

どうしてこの精油がいいの?
どうして香りだけで有用性があるの?

と思いませんか?

どうして精油たちが効果があるのか、わたしたちの身体やココロにどんな働きをしているのか、精油とはどんなものか、数回に分けてお話していこうと思います。

1.精油が人間に働きかけるルート
2.精油の成分
3.精油を安全に使用しましょう
4.生活の中に香りを取り入れてみる

今日はまず、
1.「精油が人間に働きかけるルート」

アロマセラピーとは 香り(アロマ)療法(セラピー)をかけ合わせた言葉です。

香り とは主に水蒸気蒸留法で植物から採れる精油のことです。
精油は、数多くの有機化合物の集まりから構成されています。
原料植物それぞれに異なる構成成分や割合をもっています。そのためそれぞれの精油はそれぞれ個性のある香りと異なる性質をもちます。

アロマセラピーではこの精油を用いて、①香りを嗅ぐことによってココロの健康を促したり、内分泌腺を刺激してホルモンの分泌を促進させます。
②そして精油の芳香分子は、呼吸や皮膚を通して体の中に入りこみ全身に働きかけ、組織、細胞が健全になるよう働きかけます。

では詳しく見ていきましょう。

①脳と香り

香りを嗅ぎわけるのはお鼻ですよね。
この嗅覚ってすごく大切なんです。腐ったたべものは臭いを嗅いだだけでわかりますよね。
レモンやカレーの香りを嗅いで、唾液が出てきますよね。
森や公園を歩いていて、すがすがしい気分になりませんか?
香りはこんなふうにわたしたちのココロを微妙に変化させたり、生命の危機に対する防御反応を働かせてくれます。

脳に及ぼす香りの影響は人間を含む動物すべての生きるという基本的でもっとも大切なこと(本能的なこと)に密接にかかわっています。しかも、香りは動物にとって子孫の繁栄にも関わる重要なものです。

では、鼻から入った香りの流れを説明しますね。

鼻に入った香りは嗅覚神経を経て、脳の真ん中あたりにある大脳辺縁系に伝えられます。
この大脳辺縁系の中にある海馬と扁桃は特に感情と記憶に深い関わりを持っているんです。
何かの香りを嗅ぐと、なつかしい気持ちになったり、誰かを思い出したりするのは、海馬と扁桃体に影響を及ぼしているからなんですね。

その近くには、視床下部、下垂体といった自律神経やホルモン系を司る部分があります。
ゼラニウムという香りを嗅ぐと、お腹が痛くなった女性がいました。彼女は子宮に筋腫をもっていて、ゼラニウムホルモン分泌調整作用が影響したのではないかと思われます。
香りの情報が脳に伝わるといことは、これらの部位に影響が伝わることがわかりますね。
精油が感情に作用したり、自律神経やホルモンに影響を与えるのは、脳のこれらの場所に伝わるからなのです。

②呼吸器、皮膚から全身へ

精油の芳香分子は、呼吸によって鼻や気管支、肺へ入って血管から血液に入りこみ、全身へと運ばれていきます。
お肌の表面からも吸収され、毛細血管やリンパ管へ入り、全身へと運ばれていきます。
血液循環にのった芳香分子たちは、全身の組織、器官をめぐり、最終的には肝臓で分解されて、腎臓でろ過され、体外へ排出されるのです。

たとえば、精油の成分で1,8シネオールという成分があります。
これは、抗炎症作用、免疫調整作用があり、テルペン酸化物には共通して去痰、抗カタル、抗ウィルス、抗菌作用があります。
これらに当てはまる精油が、ユーカリ・ラディアタ、ラヴィンツァラ、ニアウリなどがあります。

こういった身体への作用から、この時期さまざまな風邪やインフルエンザの流行に備えて、お部屋で焚いたり、マスクにスプレーしたり、お風呂に入れてたくさん吸収したりすると効果的に作用してくれるのです。

いかがでしたか(*^-^*)
精油の知識、化学も知るととっても楽しいものです。

次回は、「精油の成分」をもう少しのぞいてみましょう♡

*精油による作用は個人差があります。
すべての人に同じような作用があらわれるわけではないですのでご了  承くださいませ。

アロマハーブ画